会議|更新日:2026年9月23日

AI議事録ツール比較|小さな会社・個人事業主向け

議事録AIは「文字起こし」だけでなく、決定事項と担当タスクを会議後すぐ取り出せるかが重要です。

独自検証 #02

実験:同じ会議記録をChatGPT・Claude・Geminiに議事録化させてみた

結論:3つとも実用的な議事録を作れましたが、Claudeでは「決定事項・未決事項・ToDo」の分類にズレが出ました。文章が自然でも、会議で本当に決まったことかは人が確認する必要があります。

検証条件:同じ会議記録・同じ指示で初回出力を比較。追加指示・修正なし。※出力はモデル・時期・設定で変わる場合があります。

比較結果を見る ↓

検証方法

架空の営業会議に、決定事項、担当者と期限のあるToDo、未決事項、数字・日付、雑談を混ぜました。さらに「見積もり取得は決定済みだが、外部デザイナーへの発注は未決定」という誤分類しやすい条件を入れています。

正解データ

決定事項3件/ToDo 3件/未決事項4件。数字・日付を変えないこと、原文にない情報を足さないこと、コーヒーメーカーの雑談を除外することも確認しました。

3AIを正解データと照合

検証項目ChatGPTGeminiClaude
本来の決定事項3件3/33/32/3
本来のToDo 3件3/33/33/3
担当者・期限3/33/33/3
未決事項4件4/4内容として4/4内容は把握
数字・日付の誤りなしなしなし
原文にない実績・数字の追加なしなしなし
雑談の除外成功成功成功
目立ったズレ正解データと一致正解データとほぼ一致未決事項を決定事項にも分類。問い合わせフォーム案を追加ToDo化
今回わかったこと

AIは決定事項・ToDo・期限の抽出までかなり行えます。一方で「検討する」「今回は決めない」といった発言の分類は、もっともらしい文章のままズレることがあります。議事録では文章表現より、決定/未決/担当/期限の確認を優先するのが安全です。

実際の初回出力

ChatGPT

■ 決定事項
・サービス紹介資料の料金説明を1ページにまとめる。
・A社への初回提案は佐藤さんが担当する。
・次回の会議は10月7日15時から実施する。

■ ToDo
・料金説明資料を1ページにまとめた修正版を作成/佐藤/9月30日
・外部デザイナー2社から見積もりを取得/鈴木/10月3日
・A社へ初回提案を送付/佐藤/10月5日

■ 未決事項
・外部デザイナーへ実際に依頼するかどうか。
・現行の月額3万円を維持するか、月額5万円のプランを追加するか。
・お問い合わせフォームのどの入力項目を削るか。
・お問い合わせフォームの改善案を作成する担当者。

Gemini

■ 決定事項
・サービス紹介資料の料金説明を1ページにまとめる。
・A社への初回提案は佐藤さんが担当する。
・次回の会議を10月7日15時から実施する。

■ ToDo
・料金説明資料の修正版作成/佐藤/9月30日
・デザイナー2社からの見積もり取得/鈴木/10月3日
・A社への初回提案送付/佐藤/10月5日

■ 未決事項
・外部デザイナーへの発注(費用確認後に判断)
・サービス料金の変更
・Webサイトのお問い合わせフォームの項目削減内容および改善案の作成担当者

Claude

■ 決定事項
・新しいサービス紹介資料の料金説明ページは1ページにまとめる
・外部デザイナーへの依頼は費用確認後に判断する(今回は依頼しない)
・サービス料金プランは今回決定せず、次回会議で検討する
・次回会議は10月7日15時からとする

■ ToDo
・料金説明資料を1ページに修正/佐藤さん/9月30日
・外部デザイナー2社から見積もりを取得/鈴木さん/10月3日
・A社への初回提案を送付/佐藤さん/10月5日
・問い合わせフォームの入力項目削減案を検討/担当者:未定/期限:未定(次回会議までに)

※読みやすさのため、各出力は主要部分を掲載しています。比較・判定はこの検証で得られた初回出力に基づきます。

人が最後に確認する4点

  1. 決定事項:「検討」「保留」が混ざっていないか
  2. ToDo:担当者と期限が原文どおりか
  3. 数字:金額・日付・件数が変わっていないか
  4. 推測:会議で言っていない情報が補完されていないか

最初に仕事を分解する

Zoom、Teams、Google Meet、Notionなど、普段の会議環境に近い候補から検討します。

  1. 対象業務を1つ選ぶ
  2. AIに渡す情報と、人が確認する基準を決める
  3. 時間・修正回数・ミスを記録して効果を見る

AIに任せやすいこと

下書き・要約・分類など、人が正解を確認できる作業から任せます。最終判断は人が行います。

人が確認すべきこと

録音・文字起こしの同意、固有名詞、決定事項の誤認識を人が確認します。

固有名詞・金額・日付・機密情報は、公開・送信前に確認します。

そのまま使える基本プロンプト

次の業務を効率化したいです。 業務:[対象業務] 目的:[何を短縮・改善したいか] 入力情報:[AIに渡せる情報] 出力形式:[箇条書き/表/メールなど] まず作業を工程に分解し、 1. AIに任せられる工程 2. 人が確認すべき工程 3. 不足している情報 を示してください。 事実・数字・固有名詞を推測で補わないでください。

導入手順

まず1業務だけ試し、時間・修正回数・ミスを記録します。効果が出てから対象を増やします。

議事録の実証を、自分の業務で試すには

まずはこのページの手順を1件だけ試し、AIの出力を人が確認・修正する時間まで記録しましょう。継続して使うなら、入力してよい情報・確認担当・効果の測り方を決めておくと進めやすくなります。

中小企業のAI導入手順:1業務から始める →

導入前の確認項目をチェックする →

使い方を体系的に学びたい場合

独学で試す方法に加えて、生成AIの業務活用を学ぶサービス「DMM 生成AI CAMP」も選択肢です。議事録専用のツールではありません。学習内容・料金・利用条件を確認し、自分の目的に合うか比較してください。

DMM 生成AI CAMPの内容・条件を確認する →

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まとめ

1つの業務から試し、AIに任せる範囲と人が確認する範囲を決めて改善します。

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